名門学館大学入試情報 日本の高校から海外大学進学留学について(米国大学編)
こんにちは、名門学館渡辺です。昨今の大学進学の中で、高校から海外の大学へ、特に今回はアメリカの大学へダイレクトに進学する学生が増えていますので取り上げてみました。今回は、その内容を掲載してみましたので、乞うご期待下さい(^^)
アメリカの大学進学制度は日本のものに近く、日本の高校卒業後にそのまま進学する事が可能です。入学審査は、日本の総合型選抜に近い方法で行われます。求められるの以下のものです。
①願書②英語力スコア(TOEFL®️TEST.IELTS)
③適性能力テストスコア(SAT®️/ACT)
④成績証明書
⑤推薦状
⑥エッセイ(志望理由書)
アメリカの大学はオンライン出願が一般的で、共通願書を利用している大学が多くあります。一つの願書で多数の大学への出願が可能です。アメリカの大学の入学審査は書類審査が中小です。面接を課す大学もほぼありません。面接は多くの大学が任意です。エッセイは、共通願書のテーマから一つ選択しますが、大学によっては追加のエッセイを課す場合があります。場合によっては2つのエッセイを作成することになります。英語論文の学習が必要になりますね。
アメリカの大学の進学希望者の多くは、一つの願書で多数の大学受験が可能な為に、10〜20の大学に願書を送付するのが一般的です。便利です(^^)
また、SATとACTがありアメリカの大学進学希望者の基礎学力を測る共通テストで、日本の大学入学共通テストにあたる試験があります。この試験を受験しスコア提出をするかは任意ですが、留学生の9割が受験している為に、受験してスコアを提出しない事自体がマイナス評価になる可能性があります。
加えて、注意して欲しいのは、進学したい大学や分野を問わず、必ず数学の試験が課されます。SATは英語のリーディング&ライティングと数学の2分野構成です。数学は44問を70分で解答。日本の小学校高学年から高校2年生ぐらいまでにあたる基本的内容が、広く浅く出題されます。また、多くの問題は実生活の中から問題設定されている為に、数値が具体的で、状況分析や文章読解力(英語力)が求められるのも特徴的です。
ACTも、SAT同様に日本国内では受験者数は少ないですが、多くのアメリカの大学で採用されています。試験内容は、英語、数学、リーディング(読解力)、サイエンスの4科目とオプションのエッセイライティングで構成されています。また、大学の履修科目を重視される場合もあります。日本では、早期に文理に分けられて、文系だと数学の授業が浅く薄くなります。その為に理系よりも受験がかなり不利になります。さらに、数学は一般教養の必修科目となっているので、大学入学後も数学が必須になります。
以上、アメリカの大学留学事情を紹介しましたが、理数が得意な学生さんは有利ですね👍
今回は、以上です。次回はイギリスやオーストラリア、ニュージーランド等も紹介したいと思います。これからアメリカ留学等を考えている学生さん、参考にしてみて下さい!ありがとうございました😊
医学部.保健医療系.難関大学合格の名門
完全個別授業 名門学館 現役部&予備校部
代表:渡辺