名門学館大学入試情報 理系.文系分離から文理融合の時代へ
こんにちは、名門学館渡辺です。受験も終盤を迎えて、これからが最後の仕上げになる時期ですね!皆さん頑張って下さい(^^)
さて、今日は理系.文系から文理融合へと進んでいる大学入試へ触れてみたいと思います。
理系の人気が高くなった背景には、医学科.医療系学部の人気の影響です。特に人気の高い学部は、医学部医学科と獣医学科ですね。こうした背景で理系強しなんです。理工系の受験生は横ばいで増えてはいないんです。ただ、少子化により受験生は減少している為に、ある意味堅調に増えているともいえます!
今後も、文系.理系の分離は続いていくのでしょうか?私は徐々には、なくなっていくと思います。なぜなら、以前は入試突破をする為に、100%の学生が教科試験で選抜されていたからです。今や、少子化の影響で、一部の国公立私立トップ大学を除いて半数以上の学生が推薦や総合型選抜といった教科試験を経ずに大学へ入学しています。その点から、文系.理系分離の意味合いが薄まっています。つまり、高校で何をどれだけ学習すれば良いのかが問われる時代に来ているという事ですね。
但し、学力維持の観点からトップレベルの大学の選抜試験は残っていくと思います。現在は、比較的入りやすい大学に関しての事ですが、徐々には難度の高い大学へも及んでいくかも知れません。よって、高校での教科指導が非常に大切になりますね。
今までの受験は、入試突破をモチベーションとしていたので、文系.理系の分離がなくなり、文理融合へ転換していくのは難しいと同時に、時間もかかるかと思います。文系の人は理数を入試で選択しなくても、大学の学びの中では理数が必要になる場面があります。これからは高校の指導と同時に教科指導、選択がますます難しくなっていきそうです。
なかなか難しい課題ですが、文系.理系から文理融合へと転換するのは時間の問題のようです(^^)さらに踏み込んで、皆さんでよく考えてみる時間は必要ですね😊
それではまた!少子化による高校.大学教育の現状から未来について、またの機会に考えてみましょう👍
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代表:渡辺